浙江省杭州市銭塘區(qū)の団地「景園小區(qū)」に最近、一度に布団70枚を干すことができる長さ84メートルの「スーパーロング物干し竿」が登場し、大きな話題となっている。銭江晩報が報じた。

高齢の下沙區(qū)出身の人なら誰でも知っている通り、景園小區(qū)は立地條件は良いものの、かなり昔に建設(shè)された開放式の団地で、家の中に設(shè)けられている洗濯物を干すスペースはあまり広くない。

そのため、布団を干す「シーズン」が到來すると、住民たちはあれこれ頭をひねり、棟の前や空き地にロープを張って干したり、運動器具の上で干したりし、それが一種の「風(fēng)物詩」となっていた。ただ、景観が損なわれるほか、団地內(nèi)の植物景観や安全な通行などにも悪影響が及んでいた。

コニュニティの90後（1990年代生まれ）の職員?余海洲さんはこれまでずっと、「どうにかしてその問題を解決できないか」と考えていて、西側(cè)の壁際なら、長い物干し竿を設(shè)置することができることを発見した。そこで何軒も訪問して意見を聞くとともに、コミュニティの上司に報告した。

壁際のスペースを最大限活用するために、余さんは全てのアルミ竿を繋げるとともに、布団を干す時に地面に接觸してしまわないように、通常よりもやや高めの高さ2メートルの位置に設(shè)置しているという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月14日