フードデリバリー配達(dá)員のアルバイトを始めた初日（7月13日）、易栄さん（19）は22件の注文を受けた。易さんが所屬する営業(yè)所の配達(dá)員は126人で、夏休みにアルバイトをする大學(xué)生はピーク時に45人にのぼり、全體の3分の1を上回った。フードデリバリー事業(yè)を展開する美団の関係者によると、今年の夏休みには大學(xué)生3萬人以上が美団の配達(dá)員になった。配達(dá)員は多くの大學(xué)生の夏休みのバイトの重要な選択肢になっている。成都商報が伝えた。

易さんは、「目標(biāo)は1萬元（1元は約16.95円）稼ぐこと」と話す。バイトを始めた時、易さんは営業(yè)所から備品を支給され、ベテラン配達(dá)員が指導(dǎo)についた。易さんは7月13日からアルバイト配達(dá)員として正式に働き始めた。しかし彼はすぐ、これは思っていたほど簡単な仕事ではないと気づいた。「初日は不慣れで、気後れしたし、店も見つけられなかった。指導(dǎo)擔(dān)當(dāng)の配達(dá)員に10回以上は質(zhì)問したと思う」と易さんは言う。

同じく四川省宜賓市から來た別の大學(xué)生アルバイターの唐薇循さんは、始めた當(dāng)初は1日數(shù)件だったが、現(xiàn)在は毎日40件ほど配達(dá)するという。唐さんは最も印象深かったこととして、「トラブルがあっても焦らず、解決策を考える。これは配達(dá)員になって學(xué)んだことだ」と話した。

配達(dá)は毎日さまざまな人と接觸する仕事で、大學(xué)の環(huán)境とはまったく異なる。唐さんは「毎日さまざまな人と向き合うし、態(tài)度も人によって違う。相手を変えようとするのではなく、自分から合わせようと努力するしかない。これらの経験は卒業(yè)後の就活でも非常に有益だと思う」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月27日