10日間?1800カイリ以上の航行を経て、総合科學調(diào)査船「実験6」が採取した2395點のサンプルを搭載し、16日に初航海の任務を完了し広州に順調(diào)に帰還した。今回の航行は激しいかく亂を受けながら粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構成される都市圏）及びその近海における珠江の表面流出と中規(guī)模渦の影響下の水文動力學、物質輸送及びその生態(tài)応答プロセスをめぐり研究を展開した。大灣區(qū)の海洋経済発展及び生態(tài)安全保障にさらなる科學技術のサポートを提供した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

航行段階首席科學者で、中國科學院南中國海海洋研究所の杜巖副所長は、「実験６の科學調(diào)査隊全員は今回の初航海任務において、臺風13號（コンソン）と14號（チャンス―）の南中國海北部への影響を克服し、一致団結し、全航行段階において30カ所の調(diào)査?サンプリングを行った。CTD作業(yè)+水採取、可視化マルチパイプ底泥採取、浮遊生物引き網(wǎng)作業(yè)、箱型サンプリング、重力柱狀サンプリングなどの作業(yè)を行い、2395點のサンプルを採取した。全水深マルチビーム測深器、ADCP、重力計、海洋大気放射干渉計などの船載型裝置?設備を使い全プロセスにわたる連続的な調(diào)査を行い、469GBの科學調(diào)査データを取得した」と説明した。

今回の科學調(diào)査任務は2つの航行段階に分かれた。第1段階の主な任務は、南中國海北部の中規(guī)模暖水渦と大陸棚プロセスの研究だ。第2段階の主な目標は、臺風に対する南中國海上層海洋の応答の研究だ。研究內(nèi)容には、臺風の影響を受ける上層海洋の暖水渦の3次元構造、高周波內(nèi)部波と大気海洋間の物質交換、及び浮遊生物群、生態(tài)への影響プロセスなどが含まれる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月17日