中國(guó)環(huán)境保護(hù)産業(yè)協(xié)會(huì)が20日に明らかにしたところによると、中鉄上海工程局集団有限公司が建設(shè)を請(qǐng)け負(fù)った京雄都市間鉄道（北京-雄安間）の全閉鎖型防音壁の建設(shè)工事が「2021年重點(diǎn)生態(tài)環(huán)境保護(hù)技術(shù)モデルプロジェクト」に認(rèn)定された?！缚萍既?qǐng)?bào)」が伝えた。

騒音を遮斷するノイズキャンセリングという新興技術(shù)はすでにお馴染みになっている。このイヤホンやヘッドフォンに応用されているノイズキャンセリング機(jī)能の理念を拡張させ、高速鉄道の建設(shè)者は世界初の350km/hの高速鉄道に利用できる全閉鎖型防音壁を開(kāi)発した。獨(dú)自のトンネル狀の全閉鎖型デザインと複數(shù)の技術(shù)の総合的応用により、高速鉄道が「音もなく」居住エリアを通過(guò)できることを可能にし、國(guó)家の戦略的幹線鉄道である京雄都市間鉄道の固覇特大橋區(qū)間で「ノイズキャンセリングヘッドフォン」のような防音効果を?qū)g現(xiàn)している。

よくある高速道路の防音壁と異なり、京雄防音壁は外観が高速鉄道のトンネルによく似ている。主體構(gòu)造には435本の円形鋼桁が採(cǎi)用され、鋼桁の間は支柱とタイロッドの構(gòu)造によって安定したユニットを形成する。建設(shè)者は隣り合った鋼桁の間の実測(cè)距離に基づいて金屬製の防音壁ユニットボードを設(shè)置するとともに、定型のシール用部品で底部の隙間と鋼桁の端の隙間を塞ぎ、気流による間隙圧振動(dòng)が生じないようにし、全閉鎖型の構(gòu)造物「騒音軽減トンネル」を形成する。列車(chē)が180-385km/hで通過(guò)した時(shí)の騒音は、金屬の防音壁ユニットボードを通過(guò)する際、アルミ合金製のボディに埋め込まれた吸音材料が吸収?濾過(guò)し、透過(guò)損失は19.0-21.1dB（A）に達(dá)して、騒音を遮斷軽減する優(yōu)れた効果を上げている。

生態(tài)環(huán)境部（?。┉h(huán)境影響評(píng)価?排出管理司の常仲農(nóng)巡視員は今年5月にプロジェクトの現(xiàn)地視察調(diào)査を行い、同鉄道が通過(guò)する北落店村の住民を訪問(wèn)した際、「京雄防音壁プロジェクトの構(gòu)造設(shè)計(jì)は斬新で、騒音軽減効果は高い」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月23日