大港油田でシェールオイルエリアの探査開発が新たなブレークスルーを達(dá)成した。天津市に位置する同油田が22日に明らかにしたところによると、同油田の2021年のシェールオイル生産量は10萬トンに達(dá)し、現(xiàn)在は1日あたりの生産量が300トン以上で安定しているという。新華社が伝えた。

シェールオイルは海底の巖盤層に含まれるシェールオイルと地上の巖盤層に含まれるシェールオイルに大別される。中國は地上のシェールオイルの埋蔵量が豊富で、主に渤海灣、松遼、準(zhǔn)噶爾（ジュンガル）などの大型堆積盆地に分布する。

大港油田の開発建設(shè)は1964年に始まり、新中國が大慶油田、勝利油田に続いて3番目に獨自開発した油ガス田だ。大港油田の探査エリアはシェールオイル資源が豊富で、2013年に探査がスタートしたが、理論?知識、評価方法、エンジニアリング技術(shù)などの制約を受け、これまで工業(yè)化に向けたブレークスルーは達(dá)成できていなかった。19年にシェールオイル油井2ヶ所で安定した生産に成功したことで、中國は渤海灣盆地で全國に先駆けて地上のシェールオイルの工業(yè)化開発を?qū)g現(xiàn)させたことを示している。

大港油田公司新プロジェクト事業(yè)部の陳長偉マネージャーは、「現(xiàn)在の時點で、大港油田のシェールオイルの生産量は累計18萬トンを超えており、今年の生産量は10萬トンに達(dá)して、油田の安定した順調(diào)な生産のための重要な資源となっている。一連の新技術(shù)の応用により開発コストの緩やかな低下が促され、油井1ヶ所あたりの生産能力と経済効果のポテンシャルの高さが示された」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月23日