稅関総署はこのほど出した公告で、米國アボット社傘下の関連ブランドの乳幼児製品について、消費者に「どのルートを通じてもしばらくは購入しないこと」、「ただちに乳幼児に與えるのをやめること」を呼びかけた。新華社が伝えた。

同公告によれば、2月18日に米食品醫(yī)薬品局（FDA）が、クロノバクター屬菌とサルモネラ菌に感染した乳児4人についての苦情を調(diào)査中であることを明らかにした。FDAは報告に基づいて、この4人の乳児はいずれもアボットのミシガン州スタージスの工場で生産された粉ミルクを與えられており、商品のブランドには「Similac」、「Alimentum」、「EleCare」が含まれるとした。

FDAの公式サイトを確認(rèn)すると、FDAは初期段階の調(diào)査結(jié)果に基づいて、消費者に「アボット傘下の次の條件に該當(dāng)する製品をしばらくは購入しないこと、乳幼児に與えないこと」を提案している。対象となるのは、▽製品コードの上2けたが22-37の製品▽容器に印字されたコードにK8、SH、Z2が含まれている製品▽使用期限が2022年4月1日以降の製品だ。

稅関総署の調(diào)査によると、これらの製品は一般的な貿(mào)易ルートで中國に輸出されることはない。アボットが製造した特定用途醫(yī)薬品の乳幼児用栄養(yǎng)剤「喜康寶貝添」は中國に輸出された記録があり、アボット中國法人はすでに自主回収を始めたという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月22日