放射線源を正確に特定し、放射線量を正確に測定し、音や光で警報(bào)を発し、稅関職員と遠(yuǎn)隔通信できるスマートロボット「小白」がこのほど、正式に天津稅関でお披露目された。通関地の生態(tài)安全保障に新たな優(yōu)れものが加わった。全國の輸出入通関地でスマートロボット設(shè)備が導(dǎo)入され、入境コンテナの全自動(dòng)遠(yuǎn)隔測位?識(shí)別、放射線量測定、核種同定が実現(xiàn)されたのは初めてとなる?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

天津新港稅関の監(jiān)督管理現(xiàn)場で、検査擔(dān)當(dāng)の稅関職員の薛斌氏がタブレットPCを軽くタップした。コンテナが置かれている現(xiàn)場で、濃い青のシャーシと白い柱型のボディを持つ小型戦車にそっくりなスマートロボット「小白」が薛氏の指示に基づき、目標(biāo)のコンテナの周囲をゆっくり動(dòng)き、放射線検知作業(yè)を行った。

突然、「小白」が警報(bào)音を発し、薛氏が持っているタブレットPCも同時(shí)に警報(bào)音を発した。目標(biāo)のコンテナに放射性物質(zhì)が存在し、そして警戒値を上回ったため、これらの貨物を直ちに隔離エリアに移動(dòng)するべきだと提案した。

すべてのコンテナの検査任務(wù)を終えた「小白」は充電ポールに戻り、自動(dòng)的に充電を行い、次の任務(wù)の指示を待つ。

「小白」と名付けられたこのスマートロボットは、「5G＋遠(yuǎn)隔放射線検知ロボット」が正式名稱で、天津稅関実験室が同方威視公司と共同で研究開発したもので、主に輸入貨物の放射線検査に用いられる。

「小白」はさらに、検査中に検知データをリアルタイムで伝送する。異常があれば自動(dòng)的に検査を行う稅関職員に警報(bào)を発し、その後の処置の參考材料とする。

天津稅関は現(xiàn)在、コンテナ放射線検知ロボットによる將來のコンテナ置き場の巡回點(diǎn)検、危険化學(xué)品コンテナの現(xiàn)場検査などを積極的に模索し、天津稅関のスマート化監(jiān)督管理の能力をさらに高める。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月23日