今年も卒業(yè)シーズンが訪れ、5月に新型コロナウイルス感染癥の影響を被った北京市の賃貸不動(dòng)産市場(chǎng)は転機(jī)を迎えている。例年の卒業(yè)シーズンとは異なり、今年は最初の「00後（2000年代生まれ）」が大學(xué)を卒業(yè)して、人生の新たな道のりを歩き始める年になる。

我愛(ài)我家研究院のデータによれば、今年５月に北京エリアの賃貸住宅取引件數(shù)は前年同期比、前月比ともに20％以上減少したが、６月になると、15日の時(shí)點(diǎn)で取引件數(shù)と賃貸物件の面積がいずれも前年同期比1％以上増と小幅に増加し、市場(chǎng)が盛り返す様子がうかがえた。

6月と7月に大學(xué)卒業(yè)生が賃貸市場(chǎng)に足を踏み入れるようになったことに、感染狀況の好転という要因も加わって、これまで押さえ込まれていた賃貸ニーズが秩序よく顕在化し、賃貸市場(chǎng)が徐々に回復(fù)し、家賃のレベルも安定さの中で小幅に上昇して、市場(chǎng)は次第に回復(fù)?安定に向かうことが予想される。

「00後」の卒業(yè)生が部屋を借りる時(shí)に最も重視する要因は何か。調(diào)査報(bào)告によると、交通の利便性、建物の安全性、立地が特に重視する要因のトップ3だ。どのような立地を好むかをたずねると、卒業(yè)生の多くが「會(huì)社に近い」、「地下鉄駅から近い」、「交通が便利」を挙げた。

また調(diào)査に回答した卒業(yè)生のうち40％近くが「家賃は1501-2500元（1元は約20.3円）」、60％以上が「家賃は給料の10％-20％」と答えた。社會(huì)に出たばかりの卒業(yè)生たちは、コストパフォーマンスの高い賃貸物件をより強(qiáng)く求めている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年6月22日