まぶしいレーザー放射と共に1臺のロボットが列車の下を通過すれば、1回の點検が終了したことになる。このSF映畫チックなシーンが現(xiàn)在、京港地下鉄17號線次渠南停車場で繰り広げられている。これは京港地下鉄と提攜先が共同で研究開発した列車スマート點検ロボットで、列車の點検修理に用いるのは、北京の鉄道交通業(yè)界では初めてとなる。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

ロボットは毎回の點検において、職員からの作業(yè)リストを受信した後、高精度測位システムによって自動的に作業(yè)ルートに入り、4Kカラーレーザー線狀アレイカメラを使い列車底部を迅速にスキャンすると同時に、ロボットアームの2D?3D高精度カメラが指定された列車の臺車や連結器などの重要部品の畫像を撮影し、バックエンドの畫質向上エンジン及びスマート分析システムにより、重要箇所のスマート識別及び故障検査を実現(xiàn)する。従來の點検作業(yè)と比べると、スマート點検ロボットの応用により作業(yè)効率が30％以上向上する見込みだ。

京港地下鉄の技術プロジェクトマネージャーの羅鑫氏は、「ロボットはカメラの記録により緩み防止ワイヤーの位置を比較することで、列車底部のネジに緩みがないかを発見できる。また、ネジに対して前回の點検修理記録の位置狀態(tài)との比較により緩みの有無を発見し、そして速やかに5Gネットワークにより整備士に伝送し、確認と修理を行う」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月20日