日本の強(qiáng)盜の論理は、侵略の歴史の問(wèn)題にはとどまらない。日本は、中國(guó)から奪った釣魚(yú)島（日本名?尖閣諸島）を「日本固有の領(lǐng)土」と主張している。安倍首相は、平和憲法の改正や武器輸出三原則の変更、集団的自衛(wèi)権の解禁など、國(guó)際秩序に挑戦し地域の情勢(shì)を激化させる行動(dòng)を「積極的平和主義」と呼ぶ。安倍政権は、歴史や領(lǐng)土、安全保障の問(wèn)題で幾度にもわたって隣國(guó)を刺激し、挑発してきた。さらには中國(guó)を牽制する「民主主義セキュリティダイアモンド」なる構(gòu)想まで作っている。これが果たして「積極的平和主義」と言えるのか。平和に対する「積極的」な挑発ではないか。

　歴史は鏡であり、現(xiàn)実も鏡であり、國(guó)際的な公理はさらに澄み切った鏡である。中國(guó)の世界記憶遺産の申請(qǐng)に対する日本側(cè)の抗議は、日本の歪曲した歴史観を示すものだ。侵略の歴史を否認(rèn)し美化することが世界に尊重されることだと思い込み、世界の前で胸を張れる「普通の國(guó)」になることだと信じる。こうした心理そのものがねじ曲がったもので、歴史感覚を欠き、現(xiàn)実感を欠いたものである?！该裰鲊?guó)家」と「先進(jìn)國(guó)」という2枚の看板だけ掛ければ、世界の民族の間で通用すると考えているかのようである。

　中國(guó)の今回の世界記憶遺産申請(qǐng)は、日本との仲をわざわざ悪くしようとするものではない?！笟s史を鑑（かがみ）とし、未來(lái)に向かう」は、中日國(guó)交回復(fù)以來(lái)、中日関係に対する中國(guó)の基本的立場(chǎng)であり、主張である。「歴史」は「未來(lái)」とは切り離せない。日本が歴史の教訓(xùn)を?qū)Wばず、過(guò)去の痛みを振り返ろうとせず、誠(chéng)実に反省しようとしないのなら、日本の民族魂と國(guó)家イメージをどうして立て直すことができようか。

　歴史を世界の記憶とすることを日本が阻むなら、それは徒労に終わるだろう。侵略の歴史を否認(rèn)し美化することに頭を使うよりも、日本は、歴史を反省し、平和的な道を堅(jiān)持する努力をするべきだ。さもなければ自らが作り上げた強(qiáng)盜の論理にはまり、未來(lái)を臺(tái)無(wú)しにしてしまうことになる。（編集MA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年6月13日