中國(guó)の元國(guó)務(wù)委員?元外相の唐家セン氏がこのほど、長(zhǎng)崎で行われた「新中日友好21世紀(jì)委員會(huì)」の會(huì)議に參加し、メディアの注目を集めた。日本の前衆(zhòng)議院議長(zhǎng)で元官房長(zhǎng)官の河野洋平氏や東京都の舛添要一知事の訪中などと合わせ、両國(guó)関係が調(diào)整に入っていることを示す動(dòng)きと見(jiàn)られている。「環(huán)球時(shí)報(bào)」が伝えた。

　唐家セン氏の訪日には日本國(guó)內(nèi)で様々な読みがなされているが、その特殊性を誇張するべきではない。日本當(dāng)局は、自國(guó)の対中政策の根本的な調(diào)整がないまま、中國(guó)が調(diào)整を急ぐと誤解してはならない。安倍首相は、中日関係を窮地に追い込みつつあるものの、中日関係が安倍首相の政策に完全に乗っ取られているわけではない。

　中日両國(guó)はいずれも東アジアの大國(guó)であり、隣り合う國(guó)であり、長(zhǎng)期的な対立は雙方に害をもたらす?！弗ⅴ佶违撺埂工先毡窘U済をわずかに好転させたが、起死回生の一手とはならず、政策は行き詰まり、効果を上げられずにいる。中日両國(guó)の國(guó)民感情の高まりは、中日両國(guó)に長(zhǎng)期的な損失を與えつつある。世界の平和的発展が大勢(shì)となっている現(xiàn)在、中國(guó)と日本にはまだウィンウィンを?qū)g現(xiàn)する余地があり、共倒れの事態(tài)はぜひとも避けなければならない。中國(guó)はその対日政策において、安倍首相と日本全體とを切り離して考えるべきで、日本との様々な形式とレベルの往來(lái)や交流を取りやめてはならない。日本の政治には自己調(diào)節(jié)能力がある。安倍首相は日本を一時(shí)的に誤った方向に導(dǎo)くかもしれないが、日本が永遠(yuǎn)に誤った方向に導(dǎo)かれることはない。中日両國(guó)の関係はまだ窮地には追い込まれていない。

　唐家セン氏の訪日は、中國(guó)の実務(wù)的外交、積極的外交、進(jìn)取的外交の體現(xiàn)だと言える。昨年9月5日、主要20カ國(guó)地域（G20）第8回首脳會(huì)合の會(huì)議開(kāi)始前の貴賓室で、中日両國(guó)の首脳が顔を合わせた時(shí)、安倍首相は、習(xí)近平主席に會(huì)いたかったと語(yǔ)り、日中関係の改善を切実に希望していると述べた。だが安倍首相の言葉は真心のものとはとても思えない。中國(guó)の指導(dǎo)者と會(huì)うことは安倍首相にとって自分の支持率を高めるための手段でしかない。安倍首相はその後しばらくしてからのニューヨークでの講演で、中國(guó)と対抗することは世界に対する日本の貢獻(xiàn)だと主張した。中國(guó)との対抗を一方で語(yǔ)る人間が、中國(guó)の指導(dǎo)者に會(huì)おうと努力するだろうか。安倍首相のこうした手管は中國(guó)人にはもうおなじみで、中日関係改善の幻想を安倍首相に抱くことはなくなっている。強(qiáng)硬な中國(guó)敵視政策を繰り返す安倍首相の姿は、正常な國(guó)家関係からは逸脫しており、中日両國(guó)の関係破壊の「原罪」が日本にあることを白狀しているに等しい。