製作に8年をかけた中國長篇白話小説「紅樓夢」の漫畫版がこのほど、天津出版伝媒集団、天津人民美術(shù)出版社から出版された。新華網(wǎng)が報じた。

「水滸伝」、「三國志演義」、「西遊記」の漫畫版も既に発売されており、「四大奇書」の漫畫版計160巻が出揃ったことになる。同シリーズは、約160人の作者が8年をかけて完成させた?！杆拇笃鏁工卧鳏酥覍gに沿ったうえで、漫畫というスタイルでストーリーが生き生きと描寫されている。

同シリーズでは、中國の伝統(tǒng)的な「工筆畫」や「白描畫」の技法が採用されているため、中國色が濃い仕上がりとなっている。これまでに、日本語や韓國語、英語、フランス語、タイ語、ベトナム語、イタリア語など約20カ國語でも出版され、発行數(shù)は660萬冊に達(dá)し、現(xiàn)代中國文化作品の海外進(jìn)出のモデルケースとなっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月2日