故宮は、來場(chǎng)者がより便利に食事を取れるよう、坤寧門の東西両側(cè)にあるレストランエリアの改修工事を進(jìn)めている。來年前半に完成する予定の新しいレストランエリアには、無料で利用できる無線ネットワークが構(gòu)築され、500人の客が収容可能となる。法制晩報(bào)が伝えた。

〇「食堂」ではなくなる御花園

故宮を訪れる観光客の數(shù)が最も多くなる時(shí)間帯は、午前10時(shí)から午後1時(shí)で、正午前後がランチタイムのピークとなる。御花園は、見學(xué)ルートの最後のスポットであり、故宮庭園內(nèi)で食事がとれるということから、見學(xué)の人気スポットの一つとなっている。

故宮博物館の単霽翔院長(zhǎng)は、「これまで、御花園內(nèi)の商店では、ソーセージ、ハンバーガー、ミルクティー、コーヒーなどの飲食物を販売していたが、イートインスペースには席が一列しかなかったため、食品を購(gòu)入したお客様は、仕方なく店の外に出て、御花園で食事をしていた」と語った。このような事情から、人ごみに押されて見學(xué)していた人や、一休みして食事を取りたいと思った人は、この周辺に集まり、しゃがんで休憩することになり、御花園は、故宮で「最も混み合う」場(chǎng)所となった。10月10日以降、御花園の中では、飲食物は販売されていない。