上海タワー

2014年10月30日、英紙ガーディアンは、「『垂直都市』幻想にとりつかれる中國(guó)」と題し、中國(guó)の超高層ビルの建設(shè)ラッシュをめぐる狀況について伝えた。

9月末、高層ビルの計(jì)畫(huà)?運(yùn)営などに関する國(guó)際NPO「高層ビル?都市居住協(xié)議會(huì)（Council on Tall Buildings and Urban Habitat、本部?イリノイ工科大學(xué)）」の年次會(huì)議が上海で開(kāi)催された。上海での開(kāi)催は2年前に続き2回目。協(xié)會(huì)CEOのアントニー?ウッド氏は「建築設(shè)計(jì)や技術(shù)の面で、多くの重要な出來(lái)事が中國(guó)で起きている」と語(yǔ)る。

現(xiàn)在中國(guó)政府は都市化を推進(jìn)しており、各地で超大型都市の建設(shè)ラッシュが起こっている。その特徴は超高層ビルと秩序なき拡張だ。來(lái)年竣工する上海タワー（632メートル）は世界第2の高さになる予定。上海だけでなく蘇州、深セン、武漢など各地で超高層ビルの建設(shè)が相次いでいる。20年には世界の超高層ビルの高さランキングトップ10のうち、6つが中國(guó)となると言われている。

超高層ビル建設(shè)に対する法の整備や規(guī)制について何か學(xué)べる教訓(xùn)は？と思うところだが、現(xiàn)在の中國(guó)では環(huán)境をめぐる市民の反対運(yùn)動(dòng)が起きることなど想像もできない。超高層ビルは商業(yè)的利益だけでなく、地方の名聲も高めることになるからだ。 

レコードチャイナ　2014年11月3日