解説:中米BIT交渉は2008年に始まった。今年7月の中米戦略?経済対話で汪洋副総理は、中米は年內(nèi)にBIT文書の核心的問題と主要規(guī)定について一致を目指すことで合意するとともに、2015年早期にネガティブリスト交渉を始動することを約束したと発表した。
清華大學(xué)中米関係研究センターの孫哲センター長は「BIT交渉が妥結(jié)すれば、中米雙方の投資規(guī)模を拡大できる」と指摘。陶氏は、BITは中米経済の深い融合に寄與すると指摘した。
以前ある専門家は「BIT交渉の妥結(jié)後は、米國のハイテク企業(yè)がさらに中國に進出し、中國企業(yè)の海外進出にもプラスとなる。いずれも中國の民衆(zhòng)、特に高度人材の就職にとってプラスだ」と指摘した。
■気候変動聲明の発表
――排出を削減し、煙霧をなくす
成果:中米雙方は「中米気候変動共同聲明」を積極的に評価し、2020年以降の各自の気候変動対策行動の目標(biāo)を発表。國際気候変動交渉の2015年パリ會議での妥結(jié)を共同で後押しするとともに、気候変動分野で実務(wù)協(xié)力を強化することで合意した。
解説:中米両國は12日、2020年以降の排出削減目標(biāo)を発表した。米國は2005年比で排出を26~28%削減する。中國は二酸化炭素排出量を2030年前後をピークに減らす計畫だ。中國はまた、一次エネルギー消費に占める非化石エネルギーの割合を2030年までに20%前後にまで高める計畫だ。
陶氏は「中米は世界最大の排出國であると同時に、世界最大の経済大國でもあり、排出削減の面で重大な責(zé)任を負っている。中米共同聲明は、先頭を切る役割を果たす。中米エネルギー協(xié)力は一貫して目玉であり、今後雙方はクリーンコール、クリーンエネルギー車、エネルギー効率向上などの面で、多くの協(xié)力を行うだろう。非常に大きな將來性がある」と指摘した。
APEC會期中の北京の青空は人々に深い印象を與えた。陶氏は「気候変動に対する民衆(zhòng)の意識はどんどん高まっている?,F(xiàn)在の庶民はGDPを少し犠牲にしてでも、より良い大気と青空を得たいと思っている。中國の排出削減の約束は、中國の環(huán)境にとって大変良いことだ」と指摘した。
■逃亡犯逮捕?不法取得資産沒収協(xié)力を展開
――汚職の犯人および資金の逃げ道をふさぐ
成果:雙方はAPEC非公式首脳會議で採択した「北京腐敗対策宣言」を支持。各國は汚職の犯人と資金の避難港となるべきではないと強調(diào)し、汚職対策機関と法執(zhí)行機関による捜査、情報交流、能力開発面の協(xié)力強化で合意した。
解説:米國、カナダ、オーストラリアは中國の逃亡汚職官僚の「天國」と見なされ続けてきた。中米が逃亡犯の逮捕や不法取得資産の沒収面で協(xié)力を強化することで、中國の腐敗対策の効率は必ず高まる。
ケリー國務(wù)長官は「北京腐敗対策宣言」への支持を表明?!该讉?cè)としてもこうした分野で中國側(cè)と法執(zhí)行協(xié)力を行いたい。確実な証拠さえあれば、米國は絶対に汚職犯の避難所にはならない」と述べた。
中米は逃亡犯の逮捕面ですでに協(xié)力を行ってきた。1998年5月には中米法執(zhí)行協(xié)力合同連絡(luò)部會を設(shè)置し、2000年6月には「中米刑事司法協(xié)力協(xié)定」を締結(jié)した。すでに両國はAPECの枠組みで緊密な腐敗対策協(xié)力を行ってきた。両國は腐敗対策協(xié)力ネットワークの共同議長國であり、事務(wù)局は中國にある。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月13日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386