「星から來(lái)たあなた」

韓國(guó)ドラマは現(xiàn)在、ストーリーのマンネリ化という問(wèn)題に直面しており、韓國(guó)メディアは、ドラマ市場(chǎng)が縮小していることについて、「新鮮味がなくなった」と説明している。今年、ドラマ「星から來(lái)たあなた」(SBS放送)が大ヒットして以降、 韓國(guó)ドラマはありきたりのパターンに戻り、視聴率も低下している。しかし、韓國(guó)ドラマの放映権は海外において、年々高騰を続けている。中でも、中國(guó)は日本に代わる「韓流」のお得意様となっている。華商晨報(bào)が報(bào)じた。

韓國(guó)ドラマの放映権が中國(guó)で高騰

「星から來(lái)たあなた」の海外における放映権は、1話(huà)當(dāng)たり24萬(wàn)元(約450萬(wàn)円)だったものの、主演を務(wù)めていたイケメン俳優(yōu)?キム?スヒョンが中國(guó)で大ブレークしたのをきっかけに、韓國(guó)ドラマの放映権も一気に高騰した。今年初め、俳優(yōu)のパク?ユチョンが主演を務(wù)めた「スリーデイズ-愛(ài)と正義-」は、過(guò)去最高の480萬(wàn)元(約9120萬(wàn)円)で販売され、1話(huà)當(dāng)たりの単価も30萬(wàn)元(約570萬(wàn)円)となった。しかし、同ドラマはファンの期待を裏切る內(nèi)容で、視聴率は振るわなかった。

「韓流」の一番のお得意様が中國(guó)に

韓國(guó)ドラマの放映権は、日本でも一時(shí)期高騰を続けていた。そのきっかけとなったのは「冬のソナタ」(2002年)。主人公だったペ?ヨンジュンは、「ヨン様」の愛(ài)稱(chēng)で日本中の中高年女性の心をわしづかみにして一躍大ブームとなった。

それから10年間、韓國(guó)ドラマの放映権は日本において1話(huà)當(dāng)たり約1140萬(wàn)円で取引されるようになり、最高で約2300萬(wàn)円以上のケースもあった。俳優(yōu)のチャン?グンソクや「少女時(shí)代」のユナが主演を務(wù)めた「ラブレイン」(12年)に至っては、韓國(guó)ドラマとしては最高額の1話(huà)當(dāng)たり約3420萬(wàn)円で販売された。あまりの高騰に待ったがかかり、中國(guó)で空前の大ヒットを記録した「星から來(lái)たあなた」は、日本では有料チャンネルでしか放送されなかった。そのため、韓國(guó)のドラマ製作會(huì)社は現(xiàn)在、日本市場(chǎng)における「損失」を、中國(guó)市場(chǎng)でカバーしようと躍起になっている。そして、中國(guó)は日本に代わる、「韓流」のナンバー1のお得意様となった。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年11月18日