あまりにも簡単な問題だ。

近代國家の誕生以來、利益の最大化こそが、國家が生存していく上で最も必要なものとなった。友人であれ、敵であれ、そんなものはすぐに消えてしまう?！咐妗工?文字こそが永遠(yuǎn)の真理だ。では、日本は自國の利益とは何かを本當(dāng)に理解しているのだろうか？

さわやかに澄み渡った北京の「APECの青空」の下、安倍晉三首相はついに習(xí)近平主席と握手を交わし、各界から注目が集まった。しかし、握手した手の溫度も冷め切らぬうちに、日本は態(tài)度をがらりと変えた。岸田文雄外相は記者會見で、中日の4つの共通認(rèn)識について觸れ、「釣魚島（日本名：尖閣諸島）に領(lǐng)土問題は存在しないという日本政府の立場に変化はない」、「（4つの共通認(rèn)識に）法的拘束力はない、國際約束を伴うものではない」と言い放った。

これまで、國連安全保障理事會の常任理事國になって國際舞臺における発言権を確保しようと努力してきた日本だが、気でも狂ったのだろうか？中國という隣國に対し、このような態(tài)度を貫き通し、あくまでも「右」を向き続けるつもりなのだろうか？

ここ最近の日本の対中態(tài)度が軟化した原因については、様々なアナリストが分析したとおりだ。先細(xì)り狀態(tài)の「アベノミクス」を見ても、中國の急速な発展に伴う経済成長の巨大なエネルギーを見ても、日本にとって輝ける道はどちらか、明白なはずだ?！钢腥帐酌棔劇工螌g現(xiàn)で、日本がそれをやっと理解したかのように見えた。

しかし、ここに來て、日本の外相の態(tài)度には疑問を禁じえない。アジア太平洋は今、世界でも経済発展が最も活発な地域であり、各國の目が注がれている。中でも中國は最も光り輝く真珠のような存在だ。しかし、同じアジアにいる日本は、なぜ中國を力いっぱい押しのけるような態(tài)度とるのだろう？