乗客の乗車券を検札し、到著予定時刻をメモする「高姐」鄭文丹さん
鮮やかなローズ色のウール製コートと同色の帽子を身にまとう彼女らは、長身かつ美貌の持ち主ばかりである上、さまざまな外國語を自由に操る。彼女らは、列車の運行中、乗客にきめ細かいサービスを行うと同時に、乗客の安全を護る。厳しい訓練を受けた女性乗務員は、今や高速鉄道に無くてはならない「美しい光景」となっている。京華時報が報じた。
中國國內(nèi)最高級の列車である高速鉄道寢臺車が今月1日、初めて北京を出発した。時速250キロメートルのスピードで11時間疾走し、南部の大都市深センに到著した。このような最高級の高速鉄道列車に勤務する「乗務員」に対し、「寢臺高姐(高速鉄道乗務員)」という新たな栄えある名が與えられた。
記者はこのほど、高速鉄道寢臺車に乗車し、「寢臺高姐」のひとり?鄭文丹さんの勤務ぶりを取材し、一段とグレードアップした高級サービスを目の當たりにした。
【學歴條件:「高姐」は専科大學卒以上】
従來の一般的な快速列車で勤務する乗務員の學歴は、全くまちまちで、全體的にそれほど高くはない。鄭さんによると、鉄道部門は、乗客サービスのレベルアップを目的として、「高姐」を選抜するにあたり、「學歴は専科大學卒業(yè)以上」というハードルを設けたという。學歴のみならず、各種業(yè)務を遂行するための技能についても、厳しいレベルが求められた。「高姐」は、鉄道旅客サービスに関する基本知識のほか、高速鉄道の乗客に最高レベルのサービスを提供するため、英語?日本語?フランス語?さらには手話などさまざまな言語をマスターしなければならない。
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386