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2015年6月3日  
 

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「體験」通じて相互理解促進--笹川日中友好基金運営委員長インタビュー

人民網(wǎng)日本語版 2015年01月15日08:17

近年困難に直面している中日関係だが、「一衣帯水」と言われる両國には、平和を愛し、交流?対話を訴える人々が確かにおり、両國の友好と関係発展に向けてたゆまぬ努力を続けている。中でも、両國交流の促進の過程で欠かすことのできない役割を演じているのが、民間の友好機構?団體である。日本財団傘下の笹川日中友好基金はその一つだ。人民網(wǎng)が伝えた。

最大の中日民間交流基金である笹川日中友好基金は設立25年以來、幅広い分野で中日友好交流事業(yè)の促進に力を盡くしてきた。人民網(wǎng)はこのほど、笹川日中友好基金の運営委員長で日本財団の理事長を務める尾形武壽氏を単獨インタビューし、同基金の交流事業(yè)の実施狀況や中日交流に対する氏の見方をうかがった。尾形氏は、交流の最大の意義は両國民が自らの體験を通じて相互理解を深めることにあり、こうした交流は子々孫々にわたって受け継いでいかなければならないと訴えている。

▽25年で延べ2萬人の相互訪問を組織

尾形氏によると、笹川日中友好基金の設立目的はごく単純なものである。中日関係は非常に重要な二國間関係であり、中日両國の相互理解と両國の子々孫々にわたる友好は、民間交流によって促進されなければならない。同基金が設立されたのは1989年12月。當時、激しく変化していた國際情勢は中國にとって非常に不利に働いていた。西側(cè)諸國は中國に経済制裁を科していた。日本も最初は中國への円借款を凍結(jié)する措置を取ったが、まもなく世界に先駆けて中國への経済制裁を解いた。中國を世界で孤立させるべきでないと考えたためである。

日本財団の初代會長である笹川良一氏はこうした狀況下、中國を支持する立場を公にした。當時の中國國際友好連絡會は擔當者を日本に派遣し、笹川氏の立場表明に感謝を表した。中國側(cè)と日本財団はこれをきっかけに、交流と接觸を重ね、100億円規(guī)模の交流基金設立で合意した。笹川日中友好基金はこうして、當時の中國の王震?國家副主席と笹川良一氏の立ち會いの下で正式に設立された。

設立當初、同基金の規(guī)模は50億円だった。1992年の天皇訪中で中日関係はさらに発展し、その翌年、日本財団は50億円を増資し、基金の規(guī)模は100億円を突破した。同基金は設立から現(xiàn)在まで、最大規(guī)模の中日民間交流基金となっている。この25年で同基金が実施した交流活動は340回余りを數(shù)え、相互訪問者數(shù)は延べ2萬人近く、事業(yè)経費は約30億円にのぼっている。


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