方氏は取材の中で、日本が現在次の5つの現実的な問題に直面していると指摘した。(1)少子高齢化による人口問題(2)過度な円安による円の國際化の問題(3)ポンジ?スキームにおける財政問題(4)バブル破裂による金融システムの問題(5)産官融合が影を落とす産業(yè)構造の問題。
また安倍政権の軍事?安保政策は右翼的かつ過激で、誤った歴史観が幅を利かせている。安倍首相は再任以來、さまざまな新しい手段により國會を操作し、憲法を揺るがそうとしている。しかし束縛からの早期脫卻を目指す安倍首相にとって、「厄介者」は少なくない。
経済問題の他に、日本は世界でも困難な局面を迎えている。方氏は、「アベノミクスは日本の國際化における経済的な苦境を改善せず、アベノポリティクスは日本の國際化における政治的な苦境を改善しないばかりか悪化させた」と指摘した。方氏はアベノポリティクス?アベノミクスの理念を、「不治の病の患者に間違った薬を飲ませる」と比喩した。
本書は世界主義的な高みに立ち、次のような未來を予想した。
中國を含む新興経済體が臺頭を続け、世界構造が新たな段階を迎える。これは世界構造のリバランス?再融合の段階だ。國際化に挫折し停滯している日本が獨斷専行を続け、ユーラシア大陸との協力と発展を放棄し、隣國を敵視するならば、日本は米國の「離島」に落ちぶれる運命をたどることになる。
方氏は本書執(zhí)筆の意義について、「人々に戦後の狹いナショナリズムの枠組みから離れ、世界主義の視野に立ち、より多くの対話のルートを構築するよう呼びかける。グローバル化の過程においてバランスを良く保つことで、人類の共同発展という目的を達成する」と語った。
「チャイナネット」 2015年1月20日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386