同公司の張建華総経理（社長）は、「公式サイトは弊社の大本営。公式サイトの商品は種類が整い、供給源も備わり、注文を受ければその日のうちに発送できる。価格はオフラインの価格と同じで、長い列に並んで爭って購入する必要もない」と話す。

▽「保稅店」ではなく、単なる「展示體験店」

監(jiān)督管理部門はこの初の「保稅店」が引き起こした社會的な関心に注目している。黃埔稅関は、「美悅優(yōu)選が広州市エリアに設(shè)立した體験店は、保稅店や免稅店ではない」という。

免稅店とは、稅関総署の認可を受けて設(shè)立されるもので、規(guī)定された対象者に向けて免稅の商品を販売する商店のことだ。免稅店で扱う輸入商品は関稅を納める必要がないので、価格は一般市場よりも安くなる。保稅店という言い方は正確ではない。あるのは保稅區(qū)だけで、これは保稅倉庫區(qū)とも呼ばれ、國務(wù)院の認可を受けて設(shè)立され、稅関が特殊な監(jiān)督管理を?qū)g施する経済エリアのことだ。海外の商品が保稅區(qū)に入り保管される場合は、輸入関稅を納める必要はなく、保管にかかる費用と少額の費用を支払うだけでよい。一般的には、保稅區(qū)に入った貨物が稅関を通る場合には関稅を納めなければならない。

黃埔稅関によると、同公司が広州市內(nèi)で開設(shè)した店舗は、実際には初の「保稅エリアの商品の展示取引と海外通販が一體化した體験店」であり、広州保稅區(qū)外の実體店舗の延長型プラットフォームであり、対外貿(mào)易の通販と結(jié)びついた、「O2O」のオフライン體験店だ。保稅エリアの商品の展示取引とは、実物をオフラインで展示しオフラインで取引するものだ。対外貿(mào)易の通販の保稅輸入は稅関総署の認可同意を受けて広州市が展開する対外貿(mào)易通販ビジネスサービステスト事業(yè)の事業(yè)モデルの一つで、ネットワークを利用してオンラインで展示と取引を行うものだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月4日