「私があなた方の上司であるのは、今日が最後です」― 8日、シチズン精密(広州)有限公司の1名の管理職が、大勢の従業(yè)員を前に、このように話した。同工場は、有名な日本の時計メーカー「シチズングループ」の中國にある重要な生産拠點だ。同社は5日、何の前觸れもなく、突然工場の閉鎖を宣言した。一部の従業(yè)員は、補償措置を不満として、それから數(shù)日間、工場側(cè)と交渉を続けている。
中國の腕時計業(yè)界はこの數(shù)年、落ちこみ続けており、國産腕時計は、生産額?売上ともに20%以上減少している。一方、人件費は年々上昇しており、シチズン製腕時計は、専門性?流行性の面で、その他の一部ブランドより若干見劣りすることから、會社の危機はますます拡大した。
○シチズン、生産拠點をタイに移転
羊城晩報の報道によると、シチズングループの在中広報関連企業(yè)は、突然の閉鎖を決めた理由として、シチズングループが海外生産體制の見直しを行い、生産力の強化と生産効率の向上を図ったことを挙げたという。
だが、シチズン精密(広州)有限公司の管理職に対して、記者が身元を明かさずに尋ねたところ、「シチズンが突然工場を閉鎖し、従業(yè)員を解雇することになったのは、人件費の上昇と環(huán)境保護問題による。シチズンの一部業(yè)務(wù)は、すでにタイに移転している。というのも、中國では人件費がかなり高く、環(huán)境保護をめぐる問題も深刻化したからだ」との答えが返ってきた。
解雇の通知を受け、退職手続をしていたある従業(yè)員は、「この工場で働き始めて4年になる。月収は月3千元(約5萬7千円)ほど。補償案によると、補償金1萬元(約19萬円)あまり出るようだ」と話した。また、ある現(xiàn)場責(zé)任者レベルの従業(yè)員は、勤続年數(shù)6年で、月収は約5千元(約9萬5千円)だったという。
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