新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)文物考古研究所はこのほど莎車(chē)県（ヤルカンド県）蘭干遺跡で、古城の遺跡を発見(jiàn)した。その時(shí)代は青銅時(shí)代と推測(cè)されており、新疆最古の古城になる可能性が高い。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

発掘された鞍型のすり鉢、打製石器などの石器から推測(cè)すると、古代人はここで農(nóng)業(yè)に従事していた可能性がある。古城からは大量の羊、牛、馬などの骨が見(jiàn)つかっており、牧畜業(yè)を営んでいた可能性もある。古城の城壁にはたまご型の石が使用されており、複雑な構(gòu)造を持つ。城壁の下や內(nèi)外からは水路の遺跡なども見(jiàn)つかっている。

これまでに新疆で発見(jiàn)された最古の古城遺跡は、タクラマカン砂漠奧地にある漢代の園沙古城だった。新疆文物考古研究所文物博物館の艾濤氏は、「蘭干遺跡で発見(jiàn)されたこの古城の遺跡によって、最古の古城の年代が漢から青銅時(shí)代に変わった。これは新疆の古城の遺跡を研究する上で、非常に高い価値を持つ」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月3日