2010年3月、第11期全國人民代表大會第3回會議は、選挙法改正案草案を表決の上、採択した。「この改正は、都市?農(nóng)村が同一の人口比率で人民代表を選ぶことを初めて定めたもので、國民の選挙権上での平等が実現(xiàn)された」と河南省寶豊県人民法院（裁判所）副院長の朱正栩代表は語る。選挙法は改革開放以來、5回にわたって重要な改正が行われたが、このことは、國民の政治的権利の保障に対する國家の重視を示している。

　2012年3月14日、第11期全國人民代表大會第5回會議は、刑事訴訟法の改正案を?qū)徸h?採択した。新法は、容疑者や被告人に対する権利保障を強(qiáng)化し、公権力の行使に対する制約を強(qiáng)化し、違法証拠の不採用制度を改善し、法律支援を強(qiáng)化し、被害者の國家救助制度などを設(shè)立するものとなった。清華大學(xué)教授の周光権代表はこれについて、「人権保障に関する憲法の規(guī)定を具體化するもので、中國が、公平?公正とすばやく効率的な犯罪訴追を確保すると同時に、國民の人権を保護(hù)し、冤罪?でっち上げ?誤審の発生を防いでいることを示している」と指摘している。（編集MA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月12日