「別の視點(diǎn)」というのはあるいはかなり極端かも知れないが、ある日本人が歴史問題の思想的な脈絡(luò)における葛藤を的確に理解するためにはある種の腳注を提供してくれるかも知れない。歴史問題の重荷を下ろしたいが、決して歴史問題と向き合おうとはせず、誤った歴史観を反省することも拒み、いかにももっともらしいが根本的に立腳點(diǎn)のない文言を探し出し、自らを勵(lì)まし、とどのつまりは地域の信頼醸成の雰囲気を破壊した責(zé)任を日本軍國主義侵略戦爭の被害國の身に押し付け、アジア近隣諸國が絶えず「歴史カード」を振りかざし、日本の國際イメージを中傷していると指弾している。
「過去に対する清算は戦後の和解を?qū)g現(xiàn)する前提である」。これはドイツのメルケル首相が今月初め、日本を訪問した際に語った言葉である。
日本のように侵略戦爭を発動(dòng)し、甚大な災(zāi)難をもたらした國家が、アジア近隣諸國の許しを得ようと思うならば、まず自らしっかり罪をあがなわなければならない。勝手放題にアジア近隣諸國國民の感情を傷付け、絶えず、國際的公理と國際的正義に挑戦し、さらにアジア近隣諸國の理解と信頼を要求する。世界的にそのような道理はあり得ない。2015年は日本とアジア近隣諸國との関係が試される年だが、一方で好機(jī)でもあり、鍵は日本がどのような行動(dòng)を取るかである。
70年前、日本は戦爭に負(fù)けた。70年後の今日、日本は再び良識(shí)を失うべきではない。
「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月24日
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