日本人は家庭教育(しつけ)を非常に重視している。我々が普段テレビや映畫で見たり、生活で觸れたりする日本人の子供たちは皆、禮儀正しく、大らかだ。これは、母親が家庭で厳しく教育をしていることと関係がある。一家の主の父親も、子供の教育において、重要な責(zé)任を負(fù)っている。父親の妻への理解や愛情、仕事への情熱や集中力、友人との付き合い方やスタイルなどすべての言動が、子供たちに知らず知らずのうちに影響を與えていく。そこで、中國で働き、生活している日本人パパに取材をして、子供のしつけについて聞いてみた。
■梅山さん - 子供のためにゆったりとした學(xué)習(xí)環(huán)境を作る
現(xiàn)在、浙江省杭州市で働いている梅山さんは、中國人の妻を持つ。子供の育児においては、梅山さんは他の大多數(shù)の日本人パパと同様、主に妻を手伝う形で育児に関わっている。例えば、食材の買い出しに行ったり、料理や家事を手伝ったりして、母親の子供の育児を分擔(dān)している。
梅山さん一家は、母親が中國人で、父親が日本人ということで、それぞれの子供に対する教育観には違いが當(dāng)然ある。梅山さんの妻は中國の多くの母親と同様に、子供に対する要求は厳しく、子供に一生懸命勉強(qiáng)させて將來名門學(xué)校に通わせたいと思っている。一方、梅山さんは、小さい頃から競爭率もそこまで激しくない、比較的ゆったりとした生活環(huán)境の中で育ってきた。しかも、日本の親は子供本人の選択や意見を比較的尊重する傾向にあるため、子供にはゆったりとした環(huán)境を作ってあげて、いろんなことを自分で選択してほしいと思っている。実際、夫婦間のこのような意見の相違は、決して小さくはない。ただし、この相違に対して梅山さんは、「でも、結(jié)局は妻の意見をかなり聞いている」と笑いながら語った。
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