「潘氏真花」

中國(guó)科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所はこのほど、同研究所の専門家が中國(guó)遼寧省西部で発見した、今から1億6200萬(wàn)年前のジュラ紀(jì)に生息していた「潘氏真花」の化石が、世界で最も古い「花」であると認(rèn)定されたと明らかにした。この研究成果は、英國(guó)の學(xué)術(shù)誌「ヒストリカル?バイオロジー（電子版）」に掲載された。新華社が報(bào)じた。

「潘氏真花」には、がく?花弁?雄しべ?雌しべなど、花を構(gòu)成する全ての要素が含まれている。がくと花弁は、はっきりと分かれており、花葯（やく）には4つの葯室があり、雌しべは、花柱と子房（花柱の下にあるふくれた部分）で構(gòu)成されている。子房には、複數(shù)の珠皮で覆われた胚珠が含まれる。これらの特徴から、「潘氏真花」は、現(xiàn)存する世界最古の花であることが認(rèn)められた。

これまで、世界最古の花と見なされていた花の化石は、同じく遼寧省西部で見つかった、1億2500萬(wàn)年前の義県「迪拉麗花」だった?！概耸险婊ā工伟k見によって、被子植物（開花植物）の起源をめぐる研究に、新たな可能性がもたらされた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年4月16日