中國人科學(xué)者は15日、新たに発見したシデムシの昆蟲の化石を分析したところ、シデムシが1億年前に幼蟲のために食料を蓄え、幼蟲を保護(hù)し食料を與えていたことが明らかになったと発表した。これは動物が次の世代を養(yǎng)育したことを証明する、最古の化石となっている。新華社が伝えた。
シデムシは動物の死體を食べる甲蟲で、環(huán)境の浄化や土壌の改良などに適している。中國科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所の黃迪穎氏が率いる研究チームが、米國科學(xué)アカデミー紀(jì)要(PNAS)に発表した報告書によると、同チームは內(nèi)モンゴル虎溝生物群から、37個のシデムシの化石を発見し、今から約1億2500萬年前の遼西熱河生物群から、5個のシデムシの化石を発見した。また、今から約1億年前のミャンマー産琥珀の中から、6匹のシデムシを発見した。これまで発見されていたシデムシの化石は、米國の今から約3500萬年前の化石のみだった。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月17日
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