■日本人は心の底から外國人と友人になろうとはしない

日本語の勉強(qiáng)を始めた頃、韓さんは情熱的でフレンドリー、紳士的で風(fēng)格のある先生を非常に尊敬していた。毎回、留學(xué)生のクラスメートと一緒に四川料理や火鍋などの中國料理を作るときも、必ず先生の分を忘れずに取っておいた。しかし、先生は毎回表面的には感謝の言葉を口にしていたものの、その後「清潔でない」という理由で料理を捨てていたことを後になって知った。

日本に留學(xué)して5年になる韓さんにとって、美しい景色や美味しい食べ物を除いて、日本で最も印象深いのは日本人の冷淡さだった。韓さんは、「日本人は表面的には禮儀正しいが、実際には他人を頭から拒否しており、心の底から外國人と友人になろうとはしない」と語った。

東京で暮らすマイクさんは、「無料で英語を教えて欲しいという日本の友人の要求を斷った後、友情が壊れたことは1度や2度ではない」と語る。日本人は本當(dāng)に考えていることを直接言わないという習(xí)慣があり、往々にして外國人の頭を悩ませる。日本人は會話の中で相手の箸の使い方や日本語が上手いと何度も稱賛するが、相手と親しい関係の同僚や友人になることを拒否する。

ジャパン?タイムズは、「外國人はどんなに努力して日本文化に溶け込もうとしても、永遠(yuǎn)に『外人』のままだ」と指摘し、朝日新聞も、「民族の優(yōu)越感が外國人に対する認(rèn)識が全面的でない要因となっており、日本人の排外心理は非常に深刻だ」と指摘している。

米國で生まれ、後に日本人と結(jié)婚して日本國籍となった有道出人氏は、「『外國人お斷り』といった張り紙が貼られている店は日本全國に少なくとも50店舗はある。そこには、北海道のゲームセンター、群馬県や広島県のバー、沖縄県のカラオケ店などが含まれる。一部の店主は、外國人が來たら他の客が緊張したり、日本の習(xí)慣を守らなかったりすることを恐れている」と朝日新聞の記者に語った。

朝日新聞の世論調(diào)査によると、日本人の3分1がより多くの外國人観光客に來て欲しくないと考えているという。また、法務(wù)省入國管理局に至っては、専門サイトを立ち上げ、ネットユーザーに不法滯在の外國人の情報(bào)を報(bào)告するよう求めている。