中國(guó)の習(xí)近平國(guó)家主席はロシアで9日、大祖國(guó)戦爭(zhēng)勝利70周年を祝うロシア側(cè)の祝賀イベントに出席する。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

　今年は、中國(guó)人民抗日戦爭(zhēng)ならびに世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利と國(guó)連創(chuàng)設(shè)70周年に當(dāng)たる。

　第2次世界大戦のアジアの主戦場(chǎng)となった中國(guó)は日本のファシズムを撃退するのに大きな役割を果たしたが、その犠牲と貢獻(xiàn)はこれまで正當(dāng)に評(píng)価されてこなかった。

　近年、中國(guó)の抗日戦爭(zhēng)の果たした歴史的な貢獻(xiàn)に著目する外國(guó)人歴史學(xué)者が増えている。こうした學(xué)者は、中國(guó)の抗日戦爭(zhēng)の真実の姿を國(guó)際社會(huì)にありのまま紹介し、世界反ファシズム戦爭(zhēng)における中國(guó)の抗日戦爭(zhēng)の位置付けと役割を正しく評(píng)価するよう呼びかけている。

　オックスフォード大學(xué)の歴史學(xué)教授で中國(guó)研究センターのラナ?ミッターセンター長(zhǎng)は、中國(guó)は樞軸國(guó)の侵略に最も早く反撃した國(guó)だと指摘する。中國(guó)の日本の侵略に対する抵抗は、十分に語られていない第2次大戦の偉大なエピソードの一つであり、この歴史は忘れられてはならない。

　ミッター教授の著書「忘れられた盟友：中國(guó)の第2次大戦（1937—1945）」は、中國(guó)の8年にわたる抗日戦爭(zhēng)に焦點(diǎn)を當(dāng)てることで、中國(guó)に対するより明晰な理解を人々に促すものである。日本の中國(guó)侵略はナチスのポーランド侵略の2年前に當(dāng)たるが、第2次大戦はこれまで、ドイツのポーランド侵略を端緒とするものと考えられてきた。

　「中國(guó)は第2次大戦で忘れられた大國(guó)だと考えている。冷戦期の政治家らが、人々の知るべき真相を覆い隠してしまった」とミッター教授は主張する。