外交部の華春瑩報道官は12日午後の定例記者會見で「フィリピンは國際法と南中國海における各國の行動宣言に再三違反しているうえ、挑発行動を繰り返している。フィリピンは真のルール破壊者であり、トラブルメーカーだ」と表明した。

　――フィリピン軍當(dāng)局が11日、中業(yè)島（フィリピン名?パグアサ島）がフィリピン領(lǐng)であることを示すためとして、外國の記者を軍用機で同島に招待したことについてコメントは。

　中業(yè)島を含む南沙（英語名?スプラトリー）諸島に対して中國は爭う余地のない主権を有する。フィリピンの領(lǐng)土範(fàn)囲を確定した一連の國際條約により、中業(yè)島など南沙諸島の島や礁がフィリピンの領(lǐng)土であったことはない。中國側(cè)はフィリピン側(cè)が中國の南沙諸島の一部の島や礁を武力で侵略?占領(lǐng)することに反対し、國家の領(lǐng)土主権と海洋権益を斷固として守る。

　フィリピンは國際法と南中國海における各國の行動宣言に再三違反し、南中國海問題でもめごとを引き起こし、挑発行動を繰り返し、各國の相互信頼と地域の平和?安定を損なっている。事実が証明したように、フィリピンは真のルール破壊者であり、トラブルメーカーだ。中國の南沙諸島の島や礁を侵略?占領(lǐng)するフィリピン側(cè)の企ては徒労に終わるのみだ。中國側(cè)はフィリピン側(cè)に対して、中國の領(lǐng)土主権をしっかりと尊重し、國際法と各國の行動宣言の精神を遵守し、不法に侵略?占領(lǐng)した中國の南沙諸島の島や礁から全ての人員と施設(shè)を撤退し、中國の主権と権益を侵害し、地域の平和?安定に影響を與える全ての挑発行動を止めるよう改めて促す。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月13日