微信?支付寶　モバイル決済の戦いがスーパーにも (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2015年05月15日08:13

▽スーパーにもモバイル決済にも利益

米國(guó)のスーパーでは、ビールと紙オムツが隣り合った棚に並んでいることがある。母親は家で子どもをあやし、父親はスーパーでオムツを買(mǎi)い、ついでにビールもカゴに放り込むという光景がよくみられる。こうしてビールと紙オムツが絶妙に結(jié)びつくことになった。これはビッグデータに基づく配置だ。支付寶系の金融商品「余額寶」や支付寶の決済サービスは豊富な資金を元手にしてスーパー分野に足を踏み入れたが、実際のところはどちらも利益を得ている。

京客隆スーパーの関係者は、「モバイル決済で消費(fèi)者は確かに実質(zhì)的な恩恵を受けている。同時(shí)にスーパーの決済モデルもバージョンアップしているので、スーパーもこうした新しい業(yè)態(tài)を歓迎している」と話(huà)す。

またこれまでは消費(fèi)者の決済に関するデータはスーパーが握っており、決済プラットフォームが利用することはできず、電子決済のビッグデータなどの分析対象としての価値が発揮されることはなかった。

だが時(shí)代は少しずつ変わってきた。支付寶の今回のウォルマートとの協(xié)力により、ビッグデータの処理は重要な一歩を踏み出すことになった。支付寶によれば、基本的な決済での連攜だけでなく、ウォルマートと支付寶はビッグデータの運(yùn)用、會(huì)員の管理、O2O（オンラインとオフラインの連攜）などで協(xié)力を進(jìn)める予定だという。

業(yè)界関係者によると、國(guó)內(nèi)のスーパー業(yè)界が體系化されたビッグデータの運(yùn)用を行った例はこれまでになく、これから発掘する価値のあるビッグデータがまだまだたくさんある。支付寶ブランドを擁する螞蟻金融服務(wù)集団は、支付寶のビッグデータの能力とO2Oソリューションは、ウォルマートがより科學(xué)的なデータ化された経営と顧客管理を?qū)g現(xiàn)し、経営コストを引き下げ、経営効率を高めるのを助ける。たとえば、支付寶がビッグデータの分析を提供し、店舗はさまざまな層の行動(dòng)の傾向、消費(fèi)の嗜好、生活半徑、信用レベルなどを踏まえて、ビジネスを考えることができるようになるという。（編集KS）