Bell-429での飛行を體験したメディア関係者

　このほど、某タクシー配車アプリが「ヘリコプターを予約できる」サービスを打ち出した。擔(dān)當(dāng)者は、「予約受付が始まった15日には1萬人以上のユーザーから申請(qǐng)があった。16日と17日の2日間で、計(jì)100人のユーザーがサービスを?qū)g際に體験する」と語る。新京報(bào)が伝えた。

　同アプリで予約できるヘリコプターは、Bell-429とBell-407の2モデル。アプリ會(huì)社と提攜したある一般航空（ゼネラル?アビエーション）企業(yè)のマーケティング?ディレクター、呂剛氏によると、Bell-429は、緊急醫(yī)療、天然ガス探査、空中における法執(zhí)行、捜索?救援などにも使われるヘリコプターで、同サービスでは北京―天津を往復(fù)する航路を擔(dān)當(dāng)する。Bell-407は、北京市懐柔區(qū)雁棲湖の上空を飛ぶ遊覧飛行を?qū)g施する。料金は、1人あたり1999元（約3萬8千円）と3500元（約6萬7千円）の2種類。

　同サービスの擔(dān)當(dāng)者は「今回のイベントは試験的なものであり、ユーザーと市場のニーズに基づき、今後もサービスを継続するか否か、あるいは航路を増やすかどうかを決定する」としている。

▽「ヘリで通勤」の実現(xiàn)はまだ遠(yuǎn)い？

　北京航空航天大學(xué)ゼネラル?アビエーション産業(yè)研究センターの高遠(yuǎn)洋博士は、「中國の空域は徐々に開放が進(jìn)んでおり、大都市では、常態(tài)的ではないモデル飛行や、體験飛行が行われている。ただし、1度や2度の飛行なら問題ないが、常態(tài)化の條件は整っていない」との見方を示す。