塚本社長が見せてくれた「家訓(xùn)」の掛け軸

「富不過三代」（富は三代続かず）という言葉は、世界中の家族経営企業(yè)が逃れたいと望んでも、なかなかその呪いから逃れられない様子を形容している。このため、家族経営企業(yè)が100年以上の長い「老舗企業(yè)」になる割合は、企業(yè)全體の中でも極めて低い數(shù)字になっている。しかし、日本には、老舗企業(yè)が比較的多く現(xiàn)存する。日本商工會議所がまとめた老舗企業(yè)を研究した関連データによると、日本には創(chuàng)業(yè)100年を超える企業(yè)が2萬5000社以上あり、世界のトップに位置しているという。同研究の分析によると、日本の老舗企業(yè)の多くは家族経営による中小企業(yè)あるいは個人経営企業(yè)だ。その數(shù)が比較的多い要因は、外部や內(nèi)部の経営環(huán)境の要素のほかに、最も重要なのは家業(yè)を伝承するという思いが非常に強(qiáng)いことにある。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

アパレル業(yè)界の中堅(jiān)企業(yè)ツカキグループのオーナーである塚本喜左衛(wèi)門氏は、6代にわたって家族経営企業(yè)が隆盛を保ち続ける秘訣を説明する際、精巧で美しい掛け軸の箱を取り出した。箱には「長者三代鑑」という5つの文字が書かれている。掛け軸を広げてみると、そこには上、中、下段と3つのパートの內(nèi)容に分かれていた。下段には、懸命に働いて一家を成した初代創(chuàng)業(yè)者の図があり、中段は、のんびりと優(yōu)雅に茶の湯に遊興する2代目の図が描かれ、上段には、落ちぶれた3代目が犬に吠えたてられ、路頭に迷っている図が描かれている。