観光シーズンの訪れにともない、中國(guó)人観光客の海外旅行における消費(fèi)が徐々に伸びている。この影響によ、海外の人気旅行先の國(guó)や都市は、十分な商品を用意して中國(guó)からのお客様を待ち受けている。だが熱くなるアウトバウンド消費(fèi)に比べ、インバウンド消費(fèi)は減少傾向をみせる。分析によると、中國(guó)人観光客の海外消費(fèi)熱はこれからも続く見(jiàn)込みで、アウトバウンド消費(fèi)とインバウンド消費(fèi)の逆転現(xiàn)象を転換させたいなら、中國(guó)はより多くの調(diào)整に踏み切る必要があるという。

▽中國(guó)人観光客が歐日韓の消費(fèi)を底上げ

海外消費(fèi)での各種稅金払い戻しサービスを手がけるグローバル?ブルーがまとめた最新のデータによれば、今年4月には中國(guó)人観光客の旺盛な購(gòu)買力により歐州の皮革製品の消費(fèi)量は全體として前年同月比78.2％増加し、腕時(shí)計(jì)?ジュエリー製品も好調(diào)で同56.6％増加した。14年には、歐州に展開(kāi)するアウトレットストアのマッカーサーグレン?デザイナーアウトレットで免稅品を買った中國(guó)人客は同36％増加した。

日本と韓國(guó)はこれまでずっと中國(guó)人観光客の人気旅行先だった。データによると、今年3月に日本を訪れた大陸部の観光客は33萬(wàn)人を超え、同期の訪日外國(guó)人観光客でトップだった。韓國(guó)は14年に初めて大陸部観光客が最も多く訪れた國(guó)になった。日韓観光市場(chǎng)の爆発的な狀況に呼応するように、観光消費(fèi)も勢(shì)いよく伸びている。

日本の場(chǎng)合、電化製品、化粧品、子ども用品の価格は大體中國(guó)の30～50％ほどで、電化製品で一番人気があるのは日本製炊飯器だ。今年初めには日本で競(jìng)うように炊飯器を買う中國(guó)人観光客のことが話題になった。國(guó)內(nèi)で5千元（1元は約19.8円）ほどする日本製炊飯器が、日本で買えば約半額なのだ。

化粧品も中國(guó)人観光の日本でのお目當(dāng)ての一つだ。國(guó)內(nèi)で1本500元ほどの資生堂の化粧水が、日本では350元ほどで買える。エスティーローダーやランコムといった中?高級(jí)ブランドの化粧品は、日本で買えば國(guó)內(nèi)のカウンターで買うより約40～50％安い。また花王の日本製紙オムツは國(guó)內(nèi)では260元前後で売られているが、日本ではわずか80元だ。

盛り上がるアウトバウンド消費(fèi)に比べ、インバウンド消費(fèi)は冷え込みが続き、持続的な減少傾向さえみられる。