中國石油天然気集団公司の公式サイトが26日に発表した情報(bào)によると、中國石油長慶油田公司は陝西省北部の姫塬鎮(zhèn)で、中國初の1億トン級大型タイトオイル油田「新安辺油田」を発見した。中國新聞社が伝えた。

タイトオイルとは、良質(zhì)な巖盤層に挾まれる、もしくはそれに近いタイトな層の中で、大規(guī)模な流動を経ずして形成された石油を指す。この油田が位置するオルドス盆地はタイトオイル資源が豊富で、開発の高い潛在力を秘めている。しかしこれまで開発されてきた孔隙率、浸透率が低い油田と比べ、その構(gòu)造はより複雑で、孔隙がより狹く、孔隙に多くの物質(zhì)が含まれるため、開発の難度が高くなっている。

長慶油田は中國初の大型油ガス田で、その生産量は毎年500萬トンのペースで増加している。同油田は2011年より、3つのタイトオイル水平井フラクチャリング試験區(qū)、3つのタイトオイル大規(guī)模開発試験區(qū)を建設(shè)した。同油田は5月25日までに試験區(qū)內(nèi)で、366の水平井の掘削を終え、生産開始した水平井は332に達(dá)する。原油の生産量は1日當(dāng)たり2235トン。盆地のタイトオイル生産能力（累積、建設(shè)済み）は100萬トンを突破し、生産能力は年間70萬トンに達(dá)する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月27日