今年も卒業(yè)シーズンがやってきた。大勢の學生達がキャンパスを後にする時期が近づき、北京市の不動産賃貸市場も徐々に熱を帯びてきた。複數(shù)の不動産仲介サービスの統(tǒng)計データによると、北京の賃貸市場は今年5月から少しずつ回復傾向がみられるようになった。6月には大學を卒業(yè)した人々が賃貸市場の主力を擔うようになるという。新華網(wǎng)が伝えた。

▽5月の賃貸市場は徐々に回復 価格も供給量もアップ

通州區(qū)臨河里の仲介サービス店のマネージャーは、「最近は賃貸客の來店數(shù)の伸びが目立ち、取引周期も短くなっている。取り扱い地域には新しくたくさんの賃貸物件が建ち、選択の範囲が広がったため、2～3回物件を見てから成約に至るケースが多い」と話す。

同じような狀況は天通苑、勁松、宋家荘などの地域でもみられる。不動産賃貸マネージャーは再び多忙になり、ここから15年の卒業(yè)生賃貸需要の繁忙期の訪れがうかがえる。

不動産情報サイト?鏈家の不動産市場研究部がまとめた統(tǒng)計によると、今年5月の賃貸需要は小幅に上昇し、新規(guī)顧客の一日あたり平均増加數(shù)は前月比8.5％増加し、成約件數(shù)の一日あたり平均件數(shù)も同8.3％増加したという。

不動産サービスの偉業(yè)我愛我家の市場研究院がまとめた統(tǒng)計では、5月の北京の住宅賃貸市場の平均賃料は1戸あたり4013元（１元は約20円）で、前月比1.31％上昇、前年同月比3.99％上昇だった。成約件數(shù)の試算では、5月の北京の賃貸物件成約件數(shù)は前月に比べて4.21％増とやや増加した。ここから、4月の賃貸市場では平均賃料と成約件數(shù)が小幅に低下したが、5月はいずれも小幅に上昇したという市場全體の特徴がうかがえる。