盧溝橋近くの中國人民抗日戦爭記念館で7日、「偉大な勝利　歴史的貢獻(xiàn)」展が開幕した。中華民族の勇敢な抗日戦爭の歴史を展示している。中でも中國共産黨の果たした中流の砥柱としての役割がことのほか注目される。

　侵略を前に中國共産黨は迅速に抗日戦爭を呼びかけ、抗日戦爭の旗印を掲げた。中國共産黨は1931年に日本が「九一八」事変（満州事変）を発動(dòng)すると、わずか2日後の9月20日に「日本帝國主義が東三省を強(qiáng)暴に占領(lǐng)した事件についての宣言」を発表。同月22日には「日本帝國主義が満州を武力で占領(lǐng)した事変に関する決議」を行い、同月30日には「日本帝國主義による東三省の強(qiáng)暴な占領(lǐng)についての第二次宣言」を発表した。1932年4月、中國共産黨の樹立した中華ソビエト共和國臨時(shí)中央政府は「対日戦爭宣言」を発布し、正式に対日宣戦した。

　抗日の戦場では、正面の戦場の貢獻(xiàn)もあれば、中國共産黨の指導(dǎo)する軍隊(duì)による敵後方の戦場での命がけの戦いの功労もあった。

　「敵後方の戦場で大量の敵を牽制し、正面の戦場の圧力を軽減したことは、國民黨を促して抗日戦爭を貫徹させる重要な要因となり、抗日戦爭の堅(jiān)持と勝利に極めて重要な役割を果たした」。中央黨校黨史教研部の盧毅氏は、これを抗日戦爭の勝利に対する中國共産黨の重要な貢獻(xiàn)の1つだと指摘する。

　軍事科學(xué)院の賀新城研究員によると、中國共産黨の指導(dǎo)するゲリラ戦爭は「戦爭を塹壕の中から解き放った」。戦後機(jī)密解除された日本側(cè)資料によると、中國関內(nèi)の戦場での日本軍の死傷者數(shù)は約140萬人。一方、當(dāng)時(shí)延安本部は解放區(qū)戦場で日本軍計(jì)52萬人を殲滅したと発表しており、共産黨の指導(dǎo)する軍隊(duì)が果たした役割がうかがえる。