▽美味しい肉料理を食べて滋養(yǎng)をつける

立秋にはこのほか、美味しい肉料理を食べる「貼秋膘」と呼ばれる習(xí)慣もある。三伏（夏の最も暑い時(shí)期）の期間は食欲が出ないため、痩せる人も多いが、秋にはその分をどうにかして補(bǔ)い、身體を回復(fù)させなければならない。そこで、立秋には美味しい食事、特に肉料理を食べることになる。

この習(xí)慣は中國(guó)北方で特に盛んだ。例えば北京の伝統(tǒng)家屋?四合院では、立秋には肉の煮物や焼き魚、鶏肉や鴨肉の煮物をよく食べる。紅焼肉（豚の角煮）、豚肉をゆでて冷やしたものを唐辛子醤油で食べる「白切肉」、自家製のタレで煮込んだ豚のもも肉などのほか、肉?カニ肉?瓜などの餡の餃子を食べることもある。

立秋に肉を食べることで、身體に必要な栄養(yǎng)素（脂肪やたんぱく質(zhì)、微量元素など）を補(bǔ)うことができるだけでなく、抵抗力の向上にもつながる。また、肉を煮込む時(shí)に使う様々な調(diào)味料（生薬）には、身體の調(diào)子を整える様々な効果がある。このため、美味しい肉料理で食欲が満たされると同時(shí)に、健康?滋養(yǎng)にも役立つというわけだ。