中國第二歴史公文書館は、民國時期の八路軍と新四軍の抗日戦爭に関する資料を整理し、相次いで公開した。これらの資料は初めて公開されるもので、抗日戦爭において中國共産黨の発揮した中流の砥柱としての役割を存分に示すだけでなく、國共合作抗日戦爭時期の知られざる史実を明らかにしている。

　中國第二歴史公文書館は「八路軍新四軍抗日戦爭資料」を公式ウェブサイトに公開した。中國第二歴史公文書館所蔵の八路軍、新四軍の抗日戦爭資料は主に八路軍、新四軍が國民政府、軍事委員會、軍令部に報(bào)告した戦況電報(bào)、國民政府軍事委員會が八路軍、新四軍に宛てた表彰や激勵の電報(bào)、第二戦區(qū)、第三戦區(qū)が國民政府軍事委員會に報(bào)告した八路軍、新四軍の戦況電報(bào)、八路軍、新四軍の抗日戦爭の歴史的寫真だ。

　例えば平型関大捷では、今回6つの関係資料が公表された。八路軍が平型関に入る歴史的寫真、平型関の主戦場である喬溝の歴史的寫真、朱徳、彭徳懐が八路軍の主力がすでに冉莊付近に集結(jié)し襲撃を準(zhǔn)備していることを蔣介石に伝えた電報(bào)（1937年9月23日）、朱徳、彭徳懐が敵殲滅狀況を蔣介石に伝えた電報(bào)（1937年9月26日）、朱徳、彭徳懐が平型関戦闘で得た敵の作戦計(jì)畫および中國側(cè)による破壊狀況を蔣介石に伝えた電報(bào)（1938年9月28日）、八路軍の平型関戦での活躍について蔣介石が朱徳、彭徳懐を褒めた電報(bào)（1937年9月28日）だ。資料は新四軍が蘇南で得た初の勝利である韋崗戦闘の詳細(xì)も伝えている。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月10日