前出の報(bào)道官によると、「中國はWTOルールに合致し、アジア?太平洋地域の経済一體化促進(jìn)にプラスになる制度の建設(shè)には等しく開放的な態(tài)度で臨む」という。

中國は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)ではTPPに參加していない。短期的にみればTPPは中國の対外貿(mào)易にとってある種の打撃になるが、長期的にみれば、経済グローバル化を背景として、いかなる多國間の貿(mào)易枠組も、非參加國?地域を國際貿(mào)易システムの外に閉め出すことはできない。そんなことをすれば自身の発展が大いに制約されるだけだ。

米國のシンクタンクの専門家やビジネス界のリーダーの多くが、TPP交渉が最終的に成功するためには中國の參加が必要との見方を示す。米カーネギー國際平和基金のシニア研究員は、「最終的に人々はTPPの完全な成功には中國の參加が必要だということを理解するだろう」と述べる。

（４）どのような課題に直面？

政治的かけひきが多い バランスに疑問

TPP交渉の大筋合意の後、まず乗り越えなければならないのは「批準(zhǔn)の壁」だ。交渉參加各國の立法プロセスや協(xié)定批準(zhǔn)プロセスを経なければTPPは発効できない。12カ國にはそれぞれの政情があり、協(xié)定の審議は政黨間や利益団體間の複雑な政治的駆け引きに振り回されるおそれがある。

次に超えなければならないのは、TPP合意が生み出す可能性のある新たなアンバランスと不確定性だ。TPP交渉參加國には、米國やカナダのような先進(jìn)國もあれば、ブルネイやベトナムのような発展途上國もある。多くの専門家が、「TPPは貿(mào)易保護(hù)を著しく減少させ、外國人投資家に対する監(jiān)督管理を制限し、政府調(diào)達(dá)にはいわゆる機(jī)會(huì)均等の原則を適用するよう求め、また金融の自由化に対して高い基準(zhǔn)を設(shè)定する。多くの発展途上國の現(xiàn)在の発展段階を飛び越えており、こうした國々の企業(yè)の受け入れ可能な範(fàn)囲を超えている可能性がある」と指摘する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月8日