ベテラン旅行者の李星焱さんによると、今年の國慶節(jié)（建國記念日）連休は航空機(jī)に乗る際に座席選択費(fèi)を支払う必要のあるゴールデンウィークだ。1週間前の中秋節(jié)にも、李さんはお月見に良い場所を確保するために座席選択費(fèi)を支払った。新華網(wǎng)が伝えた。

特に長距離の飛行機(jī)では、大多數(shù)の旅行者が快適で邪魔されない窓際や通路際を望む。中國國際航空は先月から北京発の國內(nèi)線で、有料座席選択サービスを打ち出した。エコノミークラスの第1列や緊急出口に面した座席は100元（約1900円）を追加する。現(xiàn)在では北京発の全ての路線で有料座席選択サービスを提供している。実は中國の4大航空會(huì)社はすでに全ての長距離路線のエコノミークラスで有料座席選択サービスを提供している。具體的価格は各航空會(huì)社や座席により異なるが、基本的に50～600元（約945～11330円）の間だ。

最も価格が高いのはエコノミークラスの第1列と緊急出口付近だ。米デルタ航空の擔(dān)當(dāng)者によると有料の座席選択は世界の民間航空業(yè)界で昔からあるサービスだ。だが「無料から有料へ」の変化は人々にとって受け入れがたいものだ。業(yè)界関係者は、長期的に見ればサービスの細(xì)分化は乗客にとっても航空業(yè)界にとってもプラスだという?！负娇諘?huì)社の追加有料サービスの増加は、乗客の増加に伴い、差異化の需要がどんどん明らかになっていることを物語っている」と中國民航大學(xué)の李暁津教授は語った。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月5日