中歐國(guó)際取引所（中歐所）が18日、ドイツの金融の中心地?フランクフルトで開業(yè)した。これは中國(guó)資本市場(chǎng)の海外進(jìn)出に向けた初の試みであり、中國(guó)資本市場(chǎng)の対外開放が新たな道を歩み始めたことを意味する節(jié)目となる出來(lái)事だ。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

現(xiàn)地時(shí)間午前9時(shí)、中歐所理事會(huì)メンバーの陳晗氏（Co-CEO）と毋剣虹氏（執(zhí)行役員）は共にフランクフルト証券取引所の鐘を鳴らした。開業(yè)式には、中國(guó)?ドイツの政府および業(yè)界関係者約80人が出席した。

中歐所は上海証券取引所、ドイツ証券取引所グループ、中國(guó)金融先物取引所が2億元（約38億円）を共同出資し設(shè)立したもの。出資比率は上海証券取引所、ドイツ証券取引所グループがそれぞれ40％、中國(guó)金融先物取引所が20％。上海証券取引所の桂敏傑理事長(zhǎng)が監(jiān)査役會(huì)の初代會(huì)長(zhǎng)に、ドイツ証券取引所グループのCarsten KengeterCEOが副會(huì)長(zhǎng)に就任した。

桂理事長(zhǎng)は「中國(guó)と歐州経済の融合は日に日に進(jìn)んでいる。中歐所が雙方の企業(yè)に便利な金融サービスを提供し、域外投資家の人民元証券投資ニーズを満たし、中國(guó)資本市場(chǎng)の開放と人民元國(guó)際化において重要な役割を果たすことを信じている」と語(yǔ)った。

中歐所の開業(yè)は、中獨(dú)が共同で建設(shè)する歐州オフショア人民元証券市場(chǎng)の正式な運(yùn)用開始を意味する。これは人民元國(guó)際化の重要な一歩であると共に、上海証券取引所と中國(guó)金融先物取引所の國(guó)際化戦略の重要な節(jié)目となる。

中歐所は第1弾として上場(chǎng)投資信託（ETF）と人民元建て債券を取り扱う。中銀國(guó)際と建銀國(guó)際がそれぞれドイツの商業(yè)銀行と提攜し、中國(guó)のA株指數(shù)に連動(dòng)する人民元建てETFを発行する。中國(guó)銀行が発行する人民元金融債も開業(yè)初日に発行された。このほか、すでにドイツ証券取引所で上場(chǎng)している中國(guó)関連の12種類のETFおよび180あまりの人民元建て債券も中歐所で発行されるようになり、持続的に流動(dòng)性を提供する。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年11月19日