日本は雨の多い國で、梅雨の長雨は1カ月に達(dá)する。それからは暑い夏だ。初夏の頃には、日本人は友人に手紙を書いて近況を?qū)い亭肓?xí)慣があり、「暑中見舞い」と呼ばれている。この手紙を出すのは、梅雨明けから立秋までの約半月とされる。これが過ぎると「お中元」の時(shí)期だ。中元節(jié)はもともと中國を由來とするが、仏教の盂蘭盆と合わさって、仏事が盛んに行われる時(shí)期となる。宗教をいったん離れると、この時(shí)期は贈(zèng)り物をする時(shí)期でもある。親しい友人に贈(zèng)り物をすると同時(shí)に、暑い夏の中で安否を問う手紙を添えれば、いたわりの気持ちがより伝わる。立秋を過ぎた後に手紙を送ったり、暑中見舞いのお返しを遅れてする場合は、「殘暑見舞い」を送る。
手紙の習(xí)慣は冬にもある。新年には年賀狀を送り合う。時(shí)代が変わっても、この習(xí)慣がすたれる様子はない。前年に不幸のあった家は新年を喜ぶ年賀狀を送ることはせず、新年が明けてから立春までの間に「寒中見舞い」を出し、年賀狀の時(shí)期からは少し遅れて気遣いを示す。
學(xué)校の仲間が卒業(yè)したり転校したりした時(shí)などにも、手紙を送り合い、ともに過ごした日々への感謝や考えを伝え、これからの學(xué)習(xí)や生活に向けて互いに勵(lì)まし合う。友人の誕生日や結(jié)婚、栄転、出産などの際、贈(zèng)り物とともに祝いの手紙を?qū)盲堡欷小莩证沥瑜陙护铯毪长趣趣胜搿?/p>
短い手紙でも汲み盡くせない気持ちは伝わる。人類の言語は文字にしてこそ、より大きな力と重みを持つこととなる。思いついた時(shí)にふと手紙を出してみれば、騒がしい世の中の一陣の風(fēng)、一抹の光として、心の奧底の靜かな場所を照らし出してくれる。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月31日
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