3臺(tái)の遠(yuǎn)赤外線ビデオカメラには、さまざまな鮮明な映像が映っていた。このうち、2016年1月1日午後5時(shí)07分、捕食現(xiàn)場(chǎng)に設(shè)置された2臺(tái)のカメラには、この東北トラが獲物を食べ、殘骸を引っ張っている様子が映っていた。同月3日午前10時(shí)51分には、巡回路で、體格の大きな成體の野生東北トラが、悠然とカメラレンズの前に登場(chǎng)した。黒と黃の縞模様がはっきり分かり、遠(yuǎn)赤外線カメラのパイロットランプに興味を示したのか、カメラの方へ正面からまっすぐ近づき、至近距離での正面姿の映像が記録された。

中國(guó)國(guó)家林業(yè)局貓科動(dòng)物研究センターの顧佳音博士は、「同センターによる數(shù)年間の東北トラモニタリング結(jié)果によると、東北トラの數(shù)は少しずつ増えており、棲息地域も中國(guó)大陸部で拡大する傾向にある」と話(huà)した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年1月22日