さらにその後、日本で大飢饉が起き、ある和尚が手の平に持てる大きさの願(yuàn)掛けの達(dá)磨を作り、飢餓する民たちに「達(dá)磨祖師は非常に立派な人物であり、仏教の悟りを開くために9年間座禪し続けただけでなく、様々な苦難を乗り越えて、ついに悟りを開いた。だからこのダルマに願(yuàn)いをかければどんな苦しいことも乗り切れる」と説いた。その結(jié)果社會(huì)に大いに受け入れられ、このイメージが今日に伝わっている。

ダルマ飾りは「飾り用」と「願(yuàn)掛け用」の二種類に分けられる。前者には目が描かれており、後者は自分で目を描き入れる。願(yuàn)掛けをしてからダルマの左目に目を描き入れ、願(yuàn)いが葉ったら、右目にも目を描き入れて「開眼」させる。

またダルマは起き上がりこぼしの形をしていることも、ダルマを縁起の良いものにしている。日本ではしばしば贈(zèng)り物として使われ、中でも「七転び八起き」という言葉は人生は順風(fēng)満帆ばかりでないので、不屈の精神が必要だということを表している。新年になると、ダルマは街のあちらこちらに現(xiàn)れ、主役となる。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月26日