北京からカイロへ、西アジアから北アフリカへ。1月20、21両日、中國の習近平國家主席が訪問したのは古くからの文明國であるエジプトだった。今年は中國とエジプトの國交樹立60周年であり、中國?アラブ関係構(gòu)築60周年でもある。習主席の今回の訪問は友情の旅、協(xié)力の旅、ウィンウィンの旅であり、中國?エジプト関係および中國?アラブ関係の歴史において必ずや一里塚的意義を持つ。(文:李新烽?中國社會科學雑誌社副編集長、アフリカ問題専家。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
エジプトはアラブ、アフリカ、イスラムの大國であり、地域?國際問題において重要な役割と特殊な影響力を発揮している。したがって、中國?エジプト関係の重要性は言をまたず、特殊性は言うまでもなく、象徴性は深く考えさせられる。
新中國成立後、中國?エジプト関係の重要性は日増しに明らかになり、活力を示し続けている。1956年にエジプトはアラブ諸國、アフリカ諸國で最初に新中國と國交を樹立した國となり、中國?アラブ関係と中國?アフリカ関係はここから始まった。60年の歳月の間、國際?地域情勢がどのように変化しようとも、両國関係は常に相互信頼、互恵、相互繁栄の原則を基礎(chǔ)に健全に、著実に、全面的に発展してきた。中國とエジプトは互いに信頼し、頼りにする良き友人、良き兄弟、良きパートナーだ。中國?エジプト関係は中國?アラブ関係と中國?アフリカ関係の高度と溫度を代表していると言える。
現(xiàn)在、中國?エジプト関係、特に経済?貿(mào)易の発展は新たな歴史的チャンスを迎えている。2014年に両國間の貿(mào)易額は116億ドルに達し、中國はエジプトにとって最大の貿(mào)易パートナーとなった。7年前に著工した中國?エジプトスエズ経済貿(mào)易協(xié)力區(qū)はすでに大體の形ができあがり、両國の経済貿(mào)易協(xié)力の「橋頭堡」となっている。習主席の今回の訪問で両國元首はスエズ経済貿(mào)易協(xié)力區(qū)第2期の除幕を行うとともに、包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップ強化5カ年実施綱要の署名に立ち會い、各分野での両國の協(xié)力を全面的に計畫した。エジプトメディアは「一帯一路(1ベルト、1ロード)」イニシアティブはエジプトに一層の協(xié)力の機會をもたらし、両國の産業(yè)の強みによる相互補完と連結(jié)を?qū)g現(xiàn)する時期がすでに到來したと次々に報じた。
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