中國観光研究院と螞蜂窩旅行網(wǎng)が共同発表した「グローバル自由旅行報告書2015」によると、2015年に自由旅行で海外に出かけた中國人は8千萬人にのぼり、平均消費は1萬1624元で、前年比24.1%増となった。
2013年以來、中國人海外旅行者の消費総額はすでに、かつて金払いがいいとされていた米國や英國、ドイツを上回り続けている。
▽買い物熱、ホテルや飲食の5倍
中國人観光客にとっては、多くの國が対中ビザ政策を緩和していることが良いニュースになっている。昨年10月1日には、人民元が正式に特別引出権(SDR)の通貨バスケットに加えられ、中國人の海外消費にまた一つ有利な材料が増えた。だがお金を持って外國に行っても、食べ物やホテルにはあまりお金をかけたがらない傾向も見られる。中國人の海外旅行の消費明細を見ると、中國人の海外旅行の支出に占める食?住の割合は高くなく、ホテルや食事の5倍の情熱を買い物に注いでいることがわかる。
「グローバル自由旅行報告書2015」によると、自由旅行の中國人観光客は、買い物と飲食にかける消費が多く、それぞれ55.8%と10.5%を占めた。交通と宿泊の消費は13.1%と9.7%にとどまった。
新春の休暇が近付く中、國內(nèi)最大のオンライン観光予約サイト「攜程旅行網(wǎng)」(Ctrip)は、春節(jié)期間の全國の海外旅行者數(shù)は延べ600萬人近くとなるとの予測を示している。13日までに同サイトで予約したユーザーのうち6割以上は海外旅行を選んだ。最も人気の観光目的地トップ3はタイ、日本、韓國だった。
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