ちょうちん製作體験が人気

ちょうちんと日本人の生活は切っても切れない関係だが、使用頻度は徐々に減少している。手作りちょうちんの伝統(tǒng)工房は、顧客の減少で崩壊の危機(jī)に瀕している。京都のちょうちん製作専門店である小嶋商店は江戸時(shí)代から9代続く老舗店だ。この店の9代目店主小嶋護(hù)さんは「店で製作するちょうちんは竹を編み、和紙と糊で製作する。この手法も中國から伝わった技術(shù)を基に発展させたものだ。全て手作りで製作するため、大量生産はできない」と強(qiáng)調(diào)する。また「ちょうちん製作職人になるのは非常に難しい。この工程だけでも少なくとも3年の修行を要する。竹を割き、型を作り、紙を張り、字を施す全工程の技術(shù)を習(xí)得するには少なくとも10年ほどかかる」と続ける。この手工蕓を伝承し、ちょうちんを多くの人に広めるため、小嶋家はちょうちん製作體験教室を開設(shè)した。體験教室は観光客から非常に人気を集めている旅行プランだ。子供のちょうちん製作體験教室や、ちょうちん絵付け、紙貼り體験教室もある。

ちょうちんに代わり電気が主要な照明用品になっているが、文化的意義や歴史感溢れるちょうちんの魅力も依然として大きく、現(xiàn)代人の心の拠り所になっている。生活のリズムがどんどん加速する現(xiàn)在、ちょうちんはのんびりした生活の素晴らしさを聲なき聲で訴えているのかもしれない。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月16日