天宮2號(hào)と天宮1號(hào)の違いは

中國有人宇宙飛行弁公室室長の王兆耀氏の紹介によると、天宮1號(hào)は目標(biāo)機(jī)であり、主としてランデブー?ドッキングミッションを擔(dān)う。一方天宮2號(hào)は宇宙実験室で、天宮1號(hào)をベースに推進(jìn)剤の軌道での補(bǔ)給任務(wù)なども果たす。また、天宮2號(hào)では宇宙空間での補(bǔ)修実験なども実施され、未來の宇宙ステーションに関連の経験を提供する。

天宮2號(hào)は1號(hào)と同じく約8トンの重量を有するプラットフォームであるが、荷重には大きな変化が生じ、応用面でも多くの異なる機(jī)能を有する。具體的な機(jī)能としては、地球科學(xué)研究、生命科學(xué)研究、基礎(chǔ)物理実験などの新たな実験を含む5種類だ。

打ち上げに文昌を選んだ理由とは

貨物宇宙船「天舟1號(hào)」の打ち上げに海南文昌発射場(chǎng)を選んだのは何のためか。これについて中國月面探査事業(yè)総設(shè)計(jì)者の呉偉仁氏は、3つの理由を挙げている。まず、文昌発射場(chǎng)は北緯19度に位置し、赤道に近く、必要なロケット燃料が少なくて済み、ロケット発射の推進(jìn)力を増大させるのに有利で、衛(wèi)星の壽命も相対的に長くなるということ。次に、発射場(chǎng)は海に面しており、ロケットの打ち上げに必要な空間が確保され、切り離されたブースタロケットの殘骸落下の安全性も確保されるということ。そして、海上輸送によって大型ロケットの輸送問題を解決できるメリットがある。（編集IM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月2日